7Days ブックカバーチャレンジで紹介した本

SNSで時々回ってくるチェーンメール的なイベント。普段は参加しないことにしているのですが、今回は思うところがあり、参加してみました。

 

7Days ブックカバーチャレンジ って?

 

誰が考えた遊びなのかはハッキリしませんが、Facebookの中で発生したリレーイベントのようです。

 

ルールにはこのように書いてありました。

 

ブックカバーチャレンジとは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。
 
【ルール】
① 7日間連続で、本についての説明はナシで表紙画像だけアップする。
② その都度ひとりのFacebookの友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。

 

シンプルで、作業量から見てもハードルは低めの設定。

ただ、やっぱり『チェーンメール臭』は拭えない。ここが悩ましいポイントでもあります。

少々考えたのち、こんな一文を付加して参加することにしました。

※7人をご招待と書かれてますが、私は参加しても、しなくても、人数が少なくても良いと思っている派です。拡散しながら数珠繋ぎって、ちょっとアレだなぁと思うところもありますが、まぁ、野球観戦中のウェーブみたいな軽いノリで参加しています。

結局6人にバトンを渡し、厳選した7冊を3日ほどで紹介しました。

 

1日目 国立天文台教授が教え ブラックホールってすごいやつ

著者:本間 希樹(国立天文台水沢VLBI観測所所長)」です。

一言だけ書きますと、
わたくしの”推しサイエンティスト”の一人、ミスターブラックホールの楽しい1冊です。

国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ

 

 

Day2 ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版  

著者:ダグラス・R.ホフスタッター

一言だけ書きますと、
とにかく難解ですが、読まずにはいられない知的刺激にあふれた『分厚い本』です。

(もうね、ほぼ鈍器ですよ)

 

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

 

Day3 ロマンチック・サイエンス  

著者:楠田枝里子

一言だけ書きますと、
私にリケジョ人生を選ばせた、運命の1冊。

ロマンチック・サイエンス (角川文庫 (6002))

 

Day4 150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか  

著者:瀧澤美奈子

一言だけ書きますと、
世界最高峰の科学誌の始まりのミラクルと、科学が爆速で発展した時代のwktkが詰まっています。

150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか

 

Day5 ナスカ砂の王国 ~地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯~  

著者:楠田枝里子

 

一言だけ書きますと、
ナスカの地上絵を保護し、科学的に研究した女性数学者マリア・ライへ。たった1枚の写真がきっかけで砂漠の彼女の元へ押しかけた楠田さんのアンビリーバブルで幸運に満ちた旅の記録です。

ナスカ砂の王国地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯 (文春文庫)

 

Day6 カール・セーガン 科学と悪霊を語る  

著者:カール・セーガン

一言だけ書きますと、
冷戦時代、NASAのスポークスマンとしてお茶の間に宇宙開拓の夢を届けた科学の伝道師が、陰謀論やニセ科学がはびこる社会に警鐘をならした1冊です。

 

カール・セーガン 科学と悪霊を語る

 

ムー認定 驚異の超常現象  

著者:ムー編集部 (編集), 並木 伸一郎 (著)

一言だけ書きますと、
オカルトとサイエンスは別腹です。

”好きなものは好き”と言える気持ち、抱きしめたいので。

 

ムー認定 驚異の超常現象

 

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チャレンジを終えてみて…

思わぬ人から「その本、面白そうね!」「だったら、これは読んだことある?」とコメントをいただいたりして、楽しい広がりも生まれました。

 

それでなくとも誰かと会うことが憚られる状況の中で、「よんどころない用事」で話しかけるにはちょうど良い遊びだったなと思いました。

気になるあの人に連絡するにも言い訳が必要な”ケッタイな年代”には、手ごろな言い訳でもありました。

 

ハッシュタグを追っていろいろなかたの紹介投稿も見ることができて、なかなか興味深い体験でした。

あー、面白かった。