COVID-19の影響で初のオンライン開催となった『サイエンスアゴラ2020』に、理系の森の中の人として参加しています。
普段行っているラジオ番組制作をテーマに、どんなふうに作られているのかを紹介する内容です。メインパーソナリティーの樋口君が全面的に頑張ってくれました。
ですがですが、私としてはどうしても引っかかってしまうことがありますの。
いくら科学の祭典の為に精魂込めて作った番組だったとして、見ず知らずのバズってもいない素人の動画を40分に渡って見続けるのって、辛いでしょ?何かと忙しい現代、スマホに侵食され残り少ない可処分時間と集中力を、そんな得体のしれないものに割けないってば!!そういう気持ちもすごくよくわかる。
私もそう思います。
なので、どんな長い動画でも、ザザッと内容を確認できる方法をまとめました。
ザックリ中身を把握して、見てもいいかな(もはや観るではない)と思ったら、気になった部分からでも再生していただけたら幸いです。
さて、前置きはこのくらいにして、操作方法を書いていきますね。
まずは、ザクっとチェックしたいYouTubeの画面を開きます。今回は、サイエンスアゴラに出展している「理系の森」のページでご案内しています。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2020/planning/planning_y-12.html
をクリックすると、サイエンスアゴラの「理系の森」紹介ページが開きます。ガーーーーっと一番下までスクロールして、『動画を見る/Video』をクリックします。
こういうヤツです。
これで、YouTubeの限定公開ページが開きます。
このまま再生すると、およそ40分の動画です。
これをどうやって1分30秒で確認するのか…
ポイントは
・字幕の活用
・サムネイルでチェック
の2点です。
字幕の出し方。
1)黒い画面の下、右から4個めにある、歯車(↓)をクリックします。
すると、画面のようなメニューが湧いてきます。
2)字幕の設定(→)を確認。「オフ」になっていたら、クリックして「オン」にします。
これで、字幕表示の準備ができました。歯車の隣の四角いアイコンに、赤いアンダーラインが入っていたらOKです。
こんな感じ
動画を再生すると、こんな風になります。
ね、字幕付いたでしょ?
字幕には、さらに便利な機能があります。
この部分(↓)の「…」をクリックすると、字幕表示の設定が変えられます。
クリック
「文字起こしを開く」をクリックすると…
水色の枠で囲んだ部分に、開始からの経過時間(1秒単位)と字幕のテキストが表示されます。
こうすると、スクロールでテキストを一気読みできます。
もし、気になったフレーズがあったら…
その文をクリックすると、そこの場所から再生できます。便利\(^o^)/
これで、だいぶん時間の短縮ができますが、もう一つ。
知っている人も多いと思いますが、インジゲーター部分にマウスカーソル(PCの場合)を持って行って、クリックせずに横にスライドすると、その部分の画像が小さく表示されます。
多くの場合、動画の中で強調したいことは「見るからに強調している画面」として作られていますから、要チェックポイントの絞り込みには有効な方法です。
この二つの手順を使えば、どんなに長いYouTube動画でも、2分かからずにザックリチェックできますね(^ω^)/
◎大事な事
今回サンプルに使用した動画では、字幕の自動生成の後、人間がテキストを読みやすいように編集しています。(けっこう大変だったゎ)
多くの動画では字幕まで整備されていないと思います(偏見)。その場合は、自動で文字起こしされたテキストが表示されます。最近では音声認識からの文字起こし精度も上がり、喋っている人の発声が良いと、かなりいい感じでテキスト化されています。が、そこは自動の楽しいところで、何とも言えない認識ミスがポロポロ見つかります。専門用語や人名などは、さすがに難しいようです。何をどんな風に間違えたのかを観察するのも又楽しからずや。