『生き甲斐』は大切。ヒトにも、小鳥にも。

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うさちゃんでつ。

今日は、飼い主の日記からコピーしたよ。

長いよ。

話がくどいね、飼い主(苦笑)


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アルビノセキセイインコのキッキ(正式には『白星☆ラッキー』)は、推定年齢15歳。

ずっと、控え目な存在感で暮らしてきました。

 この2~3年は1日中寝てばかり。鳥かごの隅で『アヒル寝』三昧。 もう歳だし、天国のドアが近づいているのかなと、諦めていました。

そんなある日、昼の韓流ドラマを視ながら号泣していた私は、熱気を帯びた鋭い視線を感じました。

私以外誰も居ない(ハズ)のリビングですよ、アナタ…(震)

勇気を振り絞って玄関の盛り塩をチェックするも異状無し。

へっぴり腰でトイレのドアを開けて見るも、人感センサーで蓋が機械的に開いただけ。

そうこうしているうちに、視線は消滅。

鳥かごでは寝息を立てる3羽の毛玉。 (余談ですが、インコの寝言はスゴイです。いや、マヂでさ。)

気を取り直してドラマの続きを観ることに。

波乱の場面展開とあり得ないキザな台詞に再び涙腺決壊!

ボックスティッシュを正座の股に挟み前のめりで号泣する私を見つめていたのは、15年来の友、キッキでした!

幽霊の
  正体見たり
    枯尾花
(漢字は合ってる?)

でなくて、

あぁん、キッキーあたしの事心配てくれたのねーありがとう!

更なる感動にハナをチーンとやりティッシュを屑籠にポイッと… って、アレ?

熱視線はティッシュをロックオン。

………。



流石に使用済みをやるのは気が引けたので、新しいのを1枚籠の中へ。

数分後、罠ではないと認識したキッキは、ハニカミながらティッシュをちぎりはじめました。


あれから何日も、
ティッシュをちぎり、切れっ端で鳥かごを装飾するキッキ。

1年3ヶ月振りの笑顔です。

この先何年も、
この笑顔が続いていく気がします。

今のキッキには命の輝きがあります。

もう、籠の鳥ではありません。

彼には生き甲斐があります。

本能のままに、ティッシュをちぎり、ちぎり、ちぎり尽くすこと!

生産性?

そんな愚かなパラダイムに捉われてはいけません。

キッキは気持ちいいんです。
キッキは楽しいんです!
キッキは活きているのです!

そうは思わぬか?

なぁ、アンドレ、この輝きを誰が止められようか?(…オスカル?)

人には、いや、命には生き甲斐が必要なんだね。

アタシの生き甲斐って、何だろう?菊地さんに訊いてみよう。(←根本的に間違っていますから)

ともに暮らして15年。

セキセイインコのキッキは今も大切なネタ元先生です。

キッキ、長生きしてね。